今年はFacebookが「本格的に」流行るのではないか

タイトル通り、今年はFacebookが本格的に日本で流行りそうな気がしている。
自分なりにFacebookTwitterに関することを書いてみんとす。

Facebook人口

以下の画像は、2011年1月25日現在の日本のFacebookユーザ登録数が
2,016,340人であることを示している。

http://www.checkfacebook.com/

もちろん複数アカウントを所持している人もいるだろうし、
そもそもどうやって国別に統計を取ったのか(日本人で海外在住の人は海外扱いかも)、
また登録だけして放置している人も多いだろう。

こちらは成長率に関するランキング。
日本は9位とこれだけ見ればそんなに高くもないが、
他が高すぎる。
日本だけじゃなく、世界的に今Facebookは流行りつつあるようだ。

最近よくFacebookを始めた人が多いという記述を見かける

最近、ネット上でもちらほら
Facebookやり始めてる人最近多くない?」
という記述を見かけるようになった。

かくいう自分も仕事の多忙さからTwitterのTLをいちいち
確認する時間を確保するのが難しくなり、
年が明けてからTwitterをほとんど見なくなった。
その代わり、ずっと放置していたFacebookを見るようになった。

FacebookTwitterの比較

Facebookの魅力は、タイムラインがTwitterと比べて
比較的緩やかである点だ。
Twitterは、フォローしている人が100人超えた段階で
リスト管理でもしない限り常に確認に追われるようになり、
実は大して面白くもないTLを眺めている時間が一日の多くを占めるようになる。

Twitterの売りは「誰でも気軽にフォローできる」という点だが、
一度フォローすると、外すのには気を使うというのが重要な問題としてある。
やっている人は口をそろえて「うざかったらフォロー外していいよ」とは言うが、
たとえば1度だけ会ったことがあったり、飲みの席で軽く話したことがあるだけだったり、
大して仲良くなっていないのに相互フォローになった人は特に外しづらい。
かといって、仲のいい人のツイートは見たい。

では、リスト管理をすればいいのではないか。
はっきり言って、面倒くさい。
そもそも、Twitterは気軽に見たり、つぶやいたりするサービスではなかったか。
そのためには「気軽にフォローしたり、気軽にフォロー外したり」という文化が
当たり前になればいいのだが、日本人の気質的に絶対に無理。
かなり仲のいい間柄であれば、
「お前のツイートつまんないからフォロー外したわw」で済むが、
微妙な関係の人は外しづらい。
そしてそういう人がネガティブツイートを連発したり、公共の場ということを忘れて
爆弾発言を連発していたりするのを見ていると、モヤモヤしてしまう。

かと言って、他人を叩くだけで留まるわけでもない。
自分がネガティブツイートや爆弾発言をツイートしてしまう場合もある。
仕事が大変で休めない日が続くと、油断したときに「疲れた」とばかり
ツイートしてしまう可能性だってある。
その場合、フォロワーの人たちに「疲れた」ツイートを連発してみせることになり、
これもまた気を使うのだ。

Twitter疲れはあるが、Facebook疲れはあんまりないかも

長々とTwitterについて書いてしまったが、
爆発的にTwitter人口が増えて、昨年6月にmixi人口を抜いて半年以上経った今
明らかに「Twitter疲れ」をした日本人が増えてきていることは確かではないだろうか。

そこでFacebookである。
映画「ソーシャル・ネットワーク」の宣伝効果もあるかもしれないが、
約1ヶ月、Twitterを忘れてFacebookを本格的に始めた自分から見ても、
今年はFacebookが本格的に流行るのではないかと思う。

Facebookには、Twitterのように「気軽にフレンド登録」とはいかない。
本名登録が原則であることも理由の1つであるし、
出身の学校等を登録して、リアルの知り合いと繋がるサービスでもある。
そのため、微妙な知り合いと登録することはTwitterほど多くはない。
ある程度知り合った人間としかフレンド登録しない人が多いはずだ。
(ただし、プレイスタイルによる。Twitterのように無差別フレンド登録している人もいる)

Facebookは「洗練されたmixi」であり、日本人は「飽き性」である

Facebookは「洗練されたmixi」のようなものだと思う。
日本人が長年愛用していたmixiに搭載されていた機能が
Facebookにも多く存在している。
(元はといえばmixiFacebookをパクった機能ばかりなのだが)

日本人は飽き性だ。
mixiも機能に満足しなくなってTwitterに移行する人が増えたのではない。
飽きたから流行りのTwitterに移行したのだと思う。

Facebookを始めるときには

Facebookの問題点は、mixiを使っていたような人には分かりづらいという点。
メインとなるNews Feedの登録なんかは、Webについて少し知っている人であれば
すぐに分かる機能であるが、Webの知識がない人からすると「何それ?」状態かもしれない。
これについては、友人のワイオ氏がブログを書いていた。

mixiに嫌気がさしたらFacebookを始めてみない?
mixi厨でも分かるFacebookの楽しみ方」 感じるオクトパス | KanjiruOctopus
http://kanjiruoctopus.com/2010/12/15/1229/

この記事はFacebookをやり始めるには一見の価値がある。

でもTwitterもまだまだ流行る。日本人は「依存症」だから

ここまでTwitter人口がFacebookに流れるのではないかという話を書いてきたが、
日本人は依存症気質でもある
TwitterFacebookとは違って、多くの人にフォローされている場合、
頻繁にリプライをもらうこともある。
この点、Facebookは「いいね!」機能があるため、
コメントをもらえることはTwitterに比べると少ない。

依存症気質の人にとって、「いいね!」されるのと、
直接言葉のリプライをもらえるのとでは、天と地の差がある。

だが、その中でさらに救えない人もいる。
リプライをもらえなくても、フォロワーが大勢いるだけで安心感を得られる人だ。
日本人にはきっと多いはずである。
Facebookでフレンド登録を増やすより、
Twitterでフォロワーを増やす方が遥かに楽であるという点も大きい。

Twitterもまだあと何年かは続くし、ユーザ数も増えていくだろう。
ここ数ヶ月ずっとお昼は現場の食堂で「笑っていいとも」を見ているが、
テレフォンショッキング内にて、読者のつぶやきからゲストに対する質問を募るコーナーがある。
このように、メディアで使用されるようになってまだあまり経っていない。
これらの方向性も今後どうなるかはわからないが、増えていくのだと思う。

そんなこんなで、Facebook API使って何か作りたい

話の流れが唐突かもしれないが、
Facebookが本格的に普及(人口の10%ぐらい?)に達するまでに、
何か1つFacebook APIを使って何かを作りたい。
今は仕事が多忙だが、4月になれば暇になるはずなので、少しずつネタを考えていこうかなと。
AndroidFacebook API使って何か作れたら面白いなーとか。
(何も調べていないので根拠はないのだけれど)
それを今年のやりたいこと、目標にしようかなと。
あくまでも現時点での考え、ですが。